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東京ジャーミィでイフタールに参加してきました

代々木上原にある日本最大のモスクである東京ジャーミィでラマダン(断食)明けの食事「イフタール」に参加して来ました。

ラマダンとはイスラム教徒の人々が毎年イスラム暦の9月に断食を行うことです。毎年少しずつ日にちがずれるため2018年のラマダンは5/16から6/14でした。この期間は毎日、日の出から日没まで断食をします。食べ物はもちろんのこと、水などの飲み物も一切口にしてはいけません。そして日没を過ぎると食事をとることができてこの時の食事をイフタールと言います。

会社の同僚にイスラム教徒のパートナーがいる方がいたので詳しく話を聞いてみたところ、イスラム教ではイフタールを他人に御馳走することで「得を積む」ことができるので、私のようなイスラム教徒ではない人にもご飯を御馳走することは大歓迎とのことでした。また、ラマダンは日本のお正月のような感覚で家庭では初めて子供かラマダンを行うと家族でお祝いをするそうです。

ただ、日本で暮らすことになると家庭によって戒律を守る程度に差があって、例えば日本で産まれた子供にもラマダンをさせるのか、それとも本人がやりたい場合にさせるのかなど家庭によって違いがでるみたいです。確かに、学校給食で自分が断食しているのに、友達が目の前で給食を食べていたらつらいですね。

さて、東京ジャーミィでは畏怖タールにはイスラム教徒ではない人も期間中1回だけ参加することができます。ホームページで予約ができて各日50名の定員がありました。日によって日没時間が異なるので、東京ジャーミィのホームページで確認してから行くのが良さそうです。

当日は日没時間に合わせて東京ジャーミィに向かいます。最初は女性・子供、イスラム教徒ではない一般の方から順番に食事をもらいます。メニューは日替わりで、この日はデーツ、牛肉の煮込み、鶏肉のカレー、ピラフ、カダイフ(とても甘いお米のデザート)でした。ラマダン明けはまず水とデーツを食べることで胃を食べ物の慣れさせるようです。私はてっきりデザートだと思って最後に食べてしまいましたが、周りのイスラム教徒の方達は最初に食べていました。料理はスパイシーで独特の風味がして美味しかったです。特に気に入ったのが鶏肉のカレーです。スパイシーかつマイルドな甘みがあって病みつきになります。イフタールが始まるとすぐに席が満席になったので早めに来るのが良さそうです。

私たちの他に来ている人たちは、イスラム教徒の方たちの他に宗教学を専攻している大学生、サラリーマンのグループ、社会科見学の小学生グループの方たちがいました。

食事をするホールはトルコの音楽が流れでいたり、トルコに関する展示物や物販コーナーもあり、日本にいながらトルコに旅行に行った気分になりました。

また来年機会があったら参加したいです。