アラサー派遣OLが米国株でFIREするまでの道

※2021/11総資産700万台※毎月給料のほぼ全額15万円を米国株に突っ込む。

子宮頸がんワクチン「ガーダシル9」第1回目を接種してきました

先日、日本ではまだ認可されていない子宮頸がんワクチン「ガーダシル9」の第1回目を接種してきました。ちなみに、私の住んでいるBC州では11歳の時に男女ともに無料で接種することができます。

ガーダシル9は子宮頸がんの原因の約90%を占めるHPVハイリスク型の16、18、31、33、45、52、58型に対応しているワクチンです。日本ではワクチン接種はできるものの6、11、16、18型にしか対応していないワクチンで、かつ副作用が問題となり政府が積極的な接種を推奨するのをやめてしまっているという状況です。

私はいま31歳になりますが、3年前に子宮頸がんの31型に罹患していることがわかり、それ以来3ヶ月~半年ごとに子宮頸がんの定期検査をして経過を観察しています。幸いにもまだ軽度異形成の状態ですが、いつ高度異形成になってもおかしくないと思っています。

残念なことに私がワクチンの存在を知ったのは子宮頸がんに罹患した後でした。例え罹患しているのが31型という日本で接種できるワクチンでは予防できなかった型とはいえ、なぜワクチンの情報を知らなかったのか、誰も教えてくれなかったのかとても悔しい思いをしました。

もちろんワクチンを打ったからといってすでに罹患しているHPVが消失することはありませんが、今後男性とお付き合いする機会に恵まれても新たにHPVハイリスク型に罹患する可能性があると考えると気持ちが悪いので、ワーキングホリデーでカナダに来た機会を利用してガーダシル9を接種することに決めました。

ちなみに、日本の婦人科のかかりつけ医に相談したら「もう罹患しているから接種は必要ないのではないか?」と言われましたが、ワクチンを打っても身体には害がないし、安心をお金で買うつもりだと思って。笑

私はビクトリアのシェルボーン・トラベル&プリベンティブヘルスクリニックに行きました。他のトラベルクリニックとも比較しましたが、ここが一番料金が安かったです。

値段は1回175ドル+管理料35ドルの合計210ドル(日本円で約17,000円) です。日本で先生が輸入したガーダシル9 を接種できる病院もありますが費用は約2倍くらいかかるので、カナダの方がお得に打つことができます。

このクリニックは電話予約のみですが、私は電話した時は優しい男性(後から医師本人だと知りました。恐らく一人で電話、会計、診察をしているようです)で当日の予約にも対応してくれました。ガーダシル9が打ちたいことを伝えると、予約希望日、何回目の接種か、電話番号、何の保険に入っているかを質問されました。

診察の流れとして、まず会計をします。その後、加入している保険の確認、生年月日、アレルギーの有無、住所や電話番号などを登録をして、次回の予約もこの時点で取ります。ガーダシル9は初回接種から2ヶ月後と6ヶ月後の合計3回接種します。親切なことに次回の予約日前日にリマインドの電話をしてくれるそうです。

先生は優しい年配の男性医師で、緊張しないでねとかガーダシル9は凄いワクチンだよなどと雑談をしながらプスッと注射して一瞬で終わりです。打ったらすぐ帰されて、クリニックに滞在したのは僅か10分くらい。

電話予約は少し緊張しましたが、「ガーダシル9」と言えば相手はわかってくれるし、難しいことは質問されなかったので、私のように英語に自信がなくても大丈夫です。

まだ子宮頸がんワクチンを接種してなくてカナダに6ヶ月以上滞在する予定のある人は、私のように罹患して後悔する前に、ワクチンを接種して欲しいです。